旧福田家瓦工事の記録 本文へジャンプ
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管理人のK.Tです。
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このサイトについて
このサイトは、1999年9月から2000年3月にかけて行われた、佐賀市重要文化財『旧福田家住宅』の
屋根瓦葺き替え工事に参加した記録をまとめた物です。

瓦工事がどのように行われているかの一端を垣間見ていただければ幸いです。
尚、当サイトで使われている屋根や瓦、道具などの用語は、地域により呼び名が違う事が
あるかもしれません。ご了承ください。


旧福田家住宅とは

旧福田家は、大正6年(1917)9月3日に起工して、翌7年10月25日に落成しました。ここは、明治末期から大正・昭和にかけて佐賀を代表する事業家として活躍し、数多くの企業を経営した福田慶四郎氏(1867〜1945)の居宅でした。戦後の一時期には佐賀県議会議員会館としても利用されています。佐賀市では、平成10年5月重要な歴史的建物として佐賀市重要文化財に指定しました。
 所在地
 
住所 佐賀県佐賀市松原4-3  
営業時間 9:00〜17:00
休業日 月曜(祝日の場合は翌日)・祝日の翌日休
料金 無料(無料駐車場有)


建物の概略


 旧福田家の周囲は、道路境に板塀、東西の敷地境にレンガ塀、南側の水路境に板塀を巡らしています。門の正面には入母屋造り2階建ての主屋があります。西側には平家の玄関と和・洋の応接間が続きます。その南は、中庭を挟んで2棟の平家の座敷棟が並んでいます。敷地の西北端には数寄屋造りの茶室があります。


建物の特徴

門からはいると正面には内玄関、その右手には車寄せを張り出した接客用の『本玄関』があります。両脇に格子を配した本玄関を入ると、右手は本格的な洋風造りの『応接室』で、その南側には中庭があります。接客用の本玄関から奥に入ると10帖の『本座敷』です。8帖の『続の間』を持ち、周りに広緑を巡らしています。東側の続き棟には10帖の『内座敷』8帖の『続の間』があります。本座敷の床の間の裏手の廊下を北に入ると数寄屋造りの『茶室』があります。建物東側は総2階建ての主屋です。1階は田の字形に『居室』が並び、その側に『電話室』、南側には『炊事場』があります。 炊事場の外側には明治初期の建設と伝えられる土蔵があります。
   
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